ターボエンジンの力を、静かに・確実に引き出す。
Z1 MotorsportsがVR30DDTT専用に設計したコールドエアインテークは、純正の「必要最低限の吸気システム」を「余裕ある吸気システム」へとアップデートし、日常域から高速クルージングまで、レスポンスと伸びやかさを同時に高めます。
WHY | なぜ、このインテークなのか
VR30DDTTは、ターボと燃料制御の余力を活かせば、まだまだポテンシャルを秘めたエンジンです。
しかし純正吸気はコストと静粛性を優先して設計されており、ターボ前の配管形状やパネルフィルターが「空気の入り口」を細くしています。
このボトルネックを解消してやることで、同じブースト圧でもターボの負担を減らし、より冷たく・密度の高い空気をエンジンへ届けることができます。
結果として、アクセルに対する素直なレスポンス、回転の伸び、暑い季節でのタレにくさが、日常走行レベルでも体感しやすくなります。
HOW | Z1が選んだ「空気の通り道」
- 8.1〜9.8%の平均流量アップ
フローベンチ試験により、純正比で平均約8〜10%の吸入流量アップを確認。ターボ前の圧力損失を抑え、ターボ回転数とコンプレッサー負荷を低減します。
- 専用設計エアフィルター+ベロシティスタック
VR30DDTT用に新設計された大容量フィルターを採用。フィルター内部にはベルマウス形状のベロシティスタックを一体成形し、吸入空気の流速と整流性を高めています。
- マルチプライ・シリコンホース
純正の蛇腹ゴムホースを廃し、スムーズな内面を持つシリコンホースへ変更。吸気乱流と脈動を抑え、スロットル開度に対するエンジンの追従性を改善します。
- 密閉式エアボックス構造
純正インテークカウルから導かれる走行風のみを取り込み、エンジンルームの熱気を遮断。ボックス本体は100%カーボンファイバー製。
- 純正MAFハウジングを使用
エアフローメーター(MAF)ハウジングは純正仕様を活かす設計とし、基本的に追加セッティング不要(ノーマルECU対応)。吸気系のみのライトチューンから、ECUチューニング車両まで幅広く対応します。
- 長寿命・洗浄再使用可能フィルター
高密度フィルターメディアにより、集塵性能と通気性を両立。定期メンテナンスにより、長期的に使用可能です。
WHAT | 製品構成と特徴
- 左右バンク用 大容量エアフィルター×2
- 専用シールド一体型CFRPエアボックス(左右)
- マルチプライ・シリコンインテークホース一式
- 取付用クランプ・ブラケット類一式
ボルトオン設計のため、基本的な工具があれば純正エアボックスからの載せ替え感覚で装着可能です。
吸気音は下品になりすぎず、VR30DDTTらしいターボスプール音がうっすらと聞こえる程度の上質なチューニングサウンドに仕上がっています。
適合車種
- スカイライン 400R / NISMO(VR30DDTT)
※日本仕様を基準とした適合です。海外モデル・グレードでの装着可否については、事前にお問い合わせください。
素材バリエーション
- Carbon Fiber(カーボンファイバー)
100%カーボンシェルを採用したプレミアム仕様。エンジンルームの質感を高めたい方、軽量・高剛性のパーツにこだわるユーザー向けです。
ご注意事項
- 極端なチューニング仕様車両(大容量タービン・大幅なブーストアップ等)の場合は、別途ECUセッティングが必要になることがあります。
参考取り付け時間
約3.0時間
(リフト・適切な工具が揃ったプロショップでの作業を想定)
メーカーについて | Z1 Motorsports
Z1 Motorsportsは、アメリカ・ジョージア州に拠点を置くNISSAN / INFINITI専門のパフォーマンスブランドです。
Z / スカイライン / Qシリーズを中心に、サーキットからストリートまで一貫した開発と膨大なデータに基づいた機能部品を展開しており、北米のZカルチャーを牽引する存在として知られています。
DAYTONA株式会社では、Z1 Motorsports製品の中から、日本の道路環境・使用状況に適したアイテムを厳選し、自社で検証を行ったうえで展開しています。
本製品はDAYTONA株式会社が正規輸入・販売を行う商標取扱品です。
日本における「Z1 Motorsports」は、DAYTONA株式会社の登録商標です。