制動力とは、車との対話を支える「静の力」。
DRMが目指したのは、Z34 NISMOの特性に寄り添いながら、街と峠(ワインディング)の両シーンで最も自然な減速フィールを得ることでした。
なぜ作るのか(Why)
純正ブレーキパッドは制動力に優れる一方、ダストの多さがネックでした。
ホイールからフェンダー、ドアまでもが黒く汚れるたびに、Zの美しい存在感が少しずつ失われていく――。
その「小さな違和感」を解消するために、DRMは独自のストリートパッドを開発しました。
どう作ったか(How)
製造は、国産高性能ブレーキブランド LUVIX(ルービックス) に依頼。
素材にはノンスチール系摩材を採用し、初期制動の穏やかさと高温時の安定性を両立。
ストリート走行からワインディングまでを最適レンジとし、極低ダスト化と扱いやすさを高次元で融合しました。
何をもたらすか(What)
- 街乗り〜ワインディング走行に最適
- 主材質:ノンスチール系
- 適正温度:0〜480℃
- 極低ダスト仕様(ホイールが汚れにくい)
- 制動フィーリング:コントローラブルでリニアな効き
見えない部分にこそ、走りの品格を。
「止まること」もまた、Zのデザインの一部です。
参考取り付け時間
前後交換:各約1.5時間
企業紹介
LUVIX(ルービックス)は、
モータースポーツの現場で鍛え上げられたブレーキテクノロジーを背景に持つ、日本のブレーキ専門ブランド。
その親会社であるオートスタッフは、かつてGT300クラスに参戦していたNISMOサテライトチームとして知られ、
サーキットやプロレースの実戦経験に基づく確かな制動技術を有しています。
本製品は、DAYTONA株式会社が企画開発し、LUVIXとの共同製作による
「RZ34 NISMO専用 DRMオリジナルモデル」です。