燃料ポンプは、エンジンの出力を支えるための基礎部品です。
吸排気変更、ECUセッティング、ブーストアップ、大容量インジェクターなどにより燃料要求量が増えると、純正ポンプでは必要な燃料を安定して供給できない場合があります。
Walbro 255LPH インタンク フューエルポンプは、1時間あたり255Lの燃料吐出量を持つ高流量タイプの燃料ポンプです。
高出力化されたエンジンに対して、必要な燃料を安定して届けるためのアップグレードとして有効です。
ただ燃料を多く送るのではなく、必要なときに、必要な量を、安定して供給すること。
その余力が、空燃比を守り、エンジンを守り、チューニングの安全領域を広げます。
主な特徴
・Walbro製 インタンク式フューエルポンプ
・吐出量 255LPH
・高出力チューニング車両向け
・純正燃料ポンプからのアップグレードに対応
・実績のあるジェローター構造を採用
・コンパクトな外形により、既存の燃料ポンプハンガーへ収まりやすい設計
・インレットフィルター付属
・汎用燃料ポンプのため、車種により加工が必要となる場合があります。
適合について
本製品は、汎用性のあるインタンク式燃料ポンプです。
Z32、Z33、Z34などの日産スポーツカーをはじめ、車両側の燃料ポンプハンガー形状や配線仕様に合わせて装着します。
車種や年式、燃料タンク側の構造、燃料ポンプブラケット、燃料ホース、配線仕様により、取り付け時に加工や調整が必要となる場合があります。
装着前に確認すべきこと
燃料ポンプを大容量化する場合、ポンプ単体だけでなく、燃料系全体の状態確認が重要です。
燃料ホース、燃料フィルター、燃料レギュレーター、燃料ポンプハーネス、燃料ポンプコントロールユニット、リターンラインの状態によっては、本来の性能を発揮できない場合があります。
また、車両仕様によっては燃圧が上がりすぎる、またはリターン量が不足するなど、燃圧制御側の確認が必要になる場合があります。
特にチューニング車両では、インジェクター容量、燃料ポンプ容量、燃圧、ECUセッティングを合わせて考える必要があります。
なぜ、このポンプを選ぶのか
高出力化されたエンジンでは、インジェクター容量を大きくしても、燃料ポンプ側の供給量が不足すれば意味がありません。
ブーストが正圧に入り、燃料要求量が一気に増えたときに燃圧が落ちる。
その状態は、空燃比の乱れにつながり、チューニングエンジンにとって大きなリスクになります。
Walbro 255LPHは、純正ポンプでは余力が足りない車両に対して、燃料供給の安定性を高めるための選択肢です。
過剰な仕様ではなく、必要な燃料供給量を確保する。
その静かな余白が、エンジンを守ります。
400LPHとの違い
Walbro 400LPHは、より高出力な車両に向けた大容量タイプです。
一方で、255LPHは純正ポンプからのアップグレードとして扱いやすく、軽度から中程度のチューニング車両に適した選択肢です。
必要以上に大きなポンプを装着すると、車両仕様によっては燃圧制御やリターン量の問題が出る場合があります。
そのため、車両の出力目標やインジェクター容量に合わせて、適切なポンプ容量を選ぶことが大切です。
参考取り付け時間
約2.0〜4.0時間
※車種、燃料ポンプブラケット形状、配線加工の有無、燃料ホースや周辺部品の状態により変動します。
メーカー紹介
Walbroは、燃料ポンプや燃料供給系部品で広く知られるメーカーです。
純正補修から高出力チューニング向けまで、多くの車両で使用されており、インタンク式燃料ポンプの分野でも定番のブランドとして認知されています。
※本製品は汎用燃料ポンプです。車種により加工が必要となる場合があります。
※装着前に燃料ホース、燃料フィルター、燃料レギュレーター、燃料ポンプ配線の状態確認を推奨します。
※車両仕様により、燃圧確認やECUセッティングが必要となる場合があります。
※高出力車両やレース燃料使用車両では、車両仕様に応じた燃料ポンプ容量の選定が必要です。