DRM │ 1ピース カーボンファイバー プロペラシャフト(約5.4kg) - nissan フェアレディZ Z32
― WHY(なぜ)―
フェアレディZ32が持つポテンシャルを最大限に引き出すためには、回転系の軽量化とバランスの最適化が欠かせません。
純正スチール製ドライブシャフトは頑丈である反面、慣性が大きく、加速応答や高回転域での滑らかさに限界がありました。
DRMはこの課題に対し、軽量でありながら高剛性を誇るカーボンモノコック構造を採用し、Z32に新たな走行感覚をもたらします。
― HOW(どのように)―
航空宇宙グレードのカーボンファイバーをウェットフィラメント成形により一体成型。
内部に金属コアを持たない1ピース構造とすることで、不要な共振を排除し、0〜14,000rpmまで極めて安定した回転特性を実現しました。
また、トルク試験では5,300N・m(約3,900ft-lb)をクリアし、鋼製・アルミ製を凌ぐ伝達性能と耐久性を誇ります。
― WHAT(何を提供するか)―
- 構造:1ピース カーボンモノコックシャフト
- 重量:約5.4kg(仕様により前後)
- トルク耐性:5,300N・m
- 対応回転域:〜14,000rpm
- 対応車種:Nissan フェアレディZ Z32(MT/AT共通)
- 納期目安:受注生産(約3〜4週間)
― COMPARISON(純正との比較)―
| 構成 | 重量(約) | 特徴 |
|---|
| 純正スチール製(2シーター MT) | 13.5〜14.0kg | センターベアリング付き2ピース構造。高剛性だが重く、慣性大。 |
| 純正スチール製(2+2 MT) | 15.0〜15.5kg | 全長が長く、さらなる重量増。応答性は鈍い。 |
| DRM カーボンファイバー製 | 約5.4kg | 約8〜9kg軽量化。慣性モーメント低減により加速・レスポンスが大幅に向上。 |
― SAFETY(安全性)―
- 高周波振動を吸収し、金属シャフトで発生しやすい共振を低減
- 破損時には自己粉砕構造により、車体や乗員への損傷を最小化
- 長期間使用においても疲労劣化が少なく、安定した性能を維持
― MESSAGE(静けさの中の必然)―
軽さは、速さそのものではなく「余韻の静けさ」を生み出すもの。
無駄を削ぎ落とすことによって、Z32本来のリズムと呼吸を取り戻す。
その一瞬の軽やかさの中に、機械としての“美しさ”が宿ります。
― LEGAL INFORMATION(法的情報)―
本製品は保安基準適合対応(別途構造変更書類が必要)です。
構造変更申請に必要な書類の発行は、ご注文時に承ります。
参考取付時間:約1.5時間
企業紹介(メーカー紹介)
DRM(DAYTONA Refresh & Modify)は、フェアレディZ / スカイラインを専門とするファクトリーブランドです。
本質的な性能と造形美を追求し、時代を超えて愛されるZのために、軽量化・精度・安全性のすべてを再定義しています。