熱から守ることは、AT本来の性能を守ること。
ATフルードの温度上昇は、変速フィールの悪化だけでなく、油圧制御の安定性やトランスミッション内部の耐久性にも影響します。
Z1 Motorsports ATFクーラー アップグレードキットは、フェアレディZ Z34およびスカイライン V36の7速ATに合わせて設計された車種専用冷却システムです。
冷却コア、ホース、フィッティング、トランスミッションへの接続部分までをひとつのシステムとして構成し、夏季の渋滞、高速巡航、ワインディング、スポーツ走行などで上昇するATフルード温度を安定させます。
ATの性能を、冷却という基礎から整える。
ATは、エンジンが生み出した力を路面へ伝える重要な機構です。しかし、ATフルードの温度が過度に上昇すると、フルードの粘度や潤滑性能が変化し、安定した油圧制御を維持しにくくなります。
本製品は、出力を直接向上させるための部品ではありません。しかし、走行を重ねても安定した変速性能を維持し、トランスミッションを熱による負担から守るという、本来の性能を長く保つための重要なアップグレードです。
Z1 ProCooler スタックドプレートコア
冷却コアには、Z1 Motorsportsが開発したZ1 ProCoolerを採用しています。
積層式のスタックドプレート構造により、一般的なチューブ&フィン方式と比較して高い放熱効率と耐久性を確保。連続した高負荷走行でもATフルード温度の安定化を支えます。
使用環境に合わせて選べるコアサイズ
- 13段
ストリート走行を中心に、夏季の渋滞や高速巡航時の温度上昇を抑えたい車両に適しています。
- 19段
ワインディング、スポーツ走行、出力向上車両など、純正以上の冷却容量を確保したい車両に適しています。
- 25段
サーキット走行、過給機装着車、高出力仕様など、より厳しい熱条件を想定した大容量仕様です。
冷却容量は、大きければすべての車両に適しているわけではありません。走行環境、出力、使用時間、外気温などを踏まえ、車両に必要な容量を選択することが重要です。
配管まで含めた高信頼設計
本キットには、ステンレスメッシュホースとAN規格スイベルフィッティングを採用しています。
トランスミッション側には専用バンジョーフィッティングを使用し、ゴムホースやウォームギア式ホースバンドに頼らない構成とすることで、耐熱性、耐圧性、接続部の信頼性を高めています。
冷却コアだけを大きくするのではなく、ATフルードが流れる経路まで整える。見えない部分まで含めて設計することが、Z1 Motorsports製品の強みです。
主な特徴
- Z1 ProCooler スタックドプレート式ATFクーラー
- 13段、19段、25段から選択可能
- ステンレスメッシュホース採用
- AN規格スイベルフィッティング採用
- 専用バンジョーフィッティングによる接続
- ゴムホースおよびウォームギア式ホースバンド不使用
- 車種専用設計
- 純正車両から高出力車両まで対応
適合車種
- nissan フェアレディZ Z34 7速AT車
- スカイラインV36 クーペ 7速AT車
- スカイラインV36 セダン 7速AT車
※AT車専用品です。MT車には使用できません。
※車両仕様、バンパー、オイルクーラー、インタークーラーなどの装着状況により、取付位置や作業内容が異なる場合があります。
※取付時にはATフルードの補充および適切な油量調整が必要です。
参考取り付け時間
約3.0〜5.0時間
※車両状態、装着部品、配管経路、選択するコアサイズにより作業時間は異なります。
Z1 Motorsportsについて
Z1 Motorsportsは、米国ジョージア州を拠点とする日産ZおよびINFINITI専門のパフォーマンスパーツメーカーです。
長年にわたり蓄積してきた車両データと実走行での検証を基に、エンジン、冷却、吸排気、駆動系、サスペンションなど、車両全体を見据えた製品開発を行っています。
日本国内における「Z1 Motorsports」はDAYTONA Racingの登録商標です。本製品はDAYTONA株式会社が正規輸入・販売を行う商品です。