WHY|必要な燃料を、気筒ごとに。
エンジンへ燃料を噴射するインジェクター。
補修にも仕様変更にも、容量と方式を揃えて燃料系を整えることが大切です。その小さな繰り返しを支えるインジェクターに、補修にも仕様変更にも合う選択を。
速さを求めるということは、同時に安全領域を整えるということです。
燃料が足りないまま出力だけを求めるのではなく、必要な燃料を、必要なだけ、正しく供給する。その余白が、Z32を長く、深く楽しむための安心につながります。
Z32のVG30DETTは、タービン交換やブーストアップにより大きな可能性を持つエンジンです。しかし、空気量だけを増やしても、燃料が追いつかなければエンジンにとって危険な状態になります。
燃料が不足すれば、空燃比は薄くなり、ノッキングや排気温度上昇、ピストンやバルブまわりへのダメージにつながる可能性があります。
大容量インジェクターは、単に燃料を多く噴くための部品ではありません。
エンジンが必要とする燃料を、制御できる範囲で安定して供給するための部品です。出力を上げるためだけではなく、エンジンを守るための選択でもあります。
HOW|サイドフィードで、燃料を供給する。
Z32のチューニングにおいて、燃料供給は単なる交換部品ではなく、エンジンを守るための基礎設計です。
ブーストアップ、タービン交換、吸排気変更、ECUセッティングなどによりエンジンへ取り込まれる空気量が増えると、純正インジェクターでは必要な燃料を安全に供給できる領域に限界が生まれます。
このNISMO North America フューエルインジェクターは、Z32の出力向上に合わせて燃料供給量を確保するための大容量インジェクターです。
新スタイルのピントルレス仕様では実流量615cc/minとされており、純正370ccインジェクターからのアップグレードとして、より高出力な仕様に対応します。
純正インジェクターでは、出力向上時に燃料供給量が不足しやすくなります。
主な特徴
・NISMO North America製 フューエルインジェクター
・Z32用 6本セット
・新スタイル ピントルレス仕様
・実流量615cc/min
・上側、下側インジェクターOリング付属
・最大約550PS相当の燃料要求に対応
・ECU側の燃料補正、セッティング変更が必要
WHAT|製品と、その構成。
各気筒へ燃料を噴射するインジェクター製品です。
流量と取付方式を車両側に合わせ、燃料供給とECU設定を含めて構成します。
DAYTONA'S VIEW|噴射量を、燃料系全体から。
必要な噴射量は、エンジンの仕様と制御の組み合わせで考えるものです。
ポンプや燃圧と一緒に、目的に合う構成を選びます。
製品仕様・適合・取付情報
主な適合
NISSAN フェアレディZ Z32
新スタイル燃料レール装着車
・1993年以降 NA
・1994年以降 コンバーチブル
・1995年以降 ツインターボ
※1990〜1994年式のZ32ツインターボなど、初期スタイル燃料レール車へ装着する場合は、燃料レールアダプター、または対応燃料レールが別途必要となります。
装着について
本製品は、インジェクター単体を交換すれば完結する部品ではありません。
装着後は、ECU側のデータ変更、燃料マップの調整、空燃比の確認が必要です。特にZ32の場合、年式、燃料レール仕様、ECU仕様、タービン仕様、燃料ポンプ容量により最適な構成が変わります。
また、燃料ポンプやフューエルレギュレーター、燃料ホースなどが劣化している場合、インジェクターだけを大容量化しても本来の性能を発揮できない場合があります。燃料系全体の状態確認をおすすめします。
参考取り付け時間
約4.0〜6.0時間
※車両状態、燃料レール仕様、周辺部品の劣化状況、同時作業の有無により変動します。
※本製品の装着にはECU側のセッティング変更が必要です。
※年式や燃料レール仕様により、別途アダプターまたは対応燃料レールが必要となる場合があります。
※適合や仕様についてご不明な場合は、車両年式、グレード、現在の燃料レール仕様、ECU仕様を添えてお問い合わせください。
企業紹介|NISMO North America
北米のZに、モータースポーツの意志を。
日産のモータースポーツを源流とするNISMO。北米では、Zのためのパフォーマンスパーツやアクセサリーが、純正ブランドのラインアップとして展開されています。
エアロパーツ、吸排気、サスペンション、エンジンルームの意匠まで。走りの機能と造形を結びつけ、Zが持つ個性をより鮮明にします。
求めるのは、ロゴだけでは語れない、機能に裏打ちされた存在感。